English For Academic Purposes — 先生方の声

Pearson's English for Academic Purposes

Using Contemporary Topics

関西学院大学 社会学部 森 康俊先生


関西学院大学社会学部は2016年度入学生から教育課程を大幅に見直した。その中で、言語教育科目(必修科目)の英語についても、抜本的な改革を行った。数多ある国内外の教科書からContemporary Topicsを、社会学部1年生の全30クラスの統一教科書として採用した理由は、以下の5点である。
  1. 社会学を中心とした人文・社会科学のディシプリン毎のテーマ・話題が各単元となっていること
  2. 「スーパーグローバル大学創成支援」事業採択校として、英語圏への留学者増加を念頭におき、聴解力向上を目的とするのに優れた構成となっていること
  3. 入学定員650名のさまざまな水準に対応できる4レベルからシリーズが構成されていること
  4. DVD、CD、教員用パックなど周辺教材が充実していること
  5. 学生向けにストリーミング配信で映像素材が提供されること
(1)については、教授会で、英語教育を行う理由として、一般的な英語力、卒業後に企業などに勤務する上で必要とされる英語力を目指すよりも、学術目的を明確に打ち出すべきであるという意見が出された。具体的には、Sociology in Englishという英語で社会学を学ぶ科目を開講することもふまえ、専門教育につながるコンテンツを含む教科書を選定する必要があった。本学では、英語教育で学部の統一的方針を実現するのは、いくつかの理由から困難な状況であったが、これまでのように個々の担当教員の裁量に任せる授業ではなく、学部でしっかりとした方針を立てて、専任教員と非常勤講師が共にその実現に取り組むという体制が漸くできた。

(2)と(3)については、英語教育は通常学生の4技能(聞く、話す、読む、書く)をそれぞれ伸ばすことを目標としているが、週2コマの授業のみで達成するには自ずと限界があることも事実である。そこで、新教育課程においては、留学を視野に入れた学力層においては「聴解力の構築」、平均的な学生には「読解力の再構築」を新しい目標とすることとした。英語と社会学を別のものとして学ぶのではなく、上位層において、英語で社会学を学ぶことを成立させるには、学術文献を読む力についても、学生がかつて20年前、30年前に保っていた水準まで回復することも重要である。このことは一見、後ろ向きの姿勢と誤解を招くおそれもあるが、社会学部にとって、非常に挑戦的なことである。学術的な目標を掲げて英語を教え/学ぶ体制を再構築するには、何かを捨て何かに集中しなければならない。聴解力向上が中心的なセールスポイントであるContemporary Topicsを活用し、学術的な背景知識の向上と読解力の再構築をあわせてはかっていきたい。



 
 

Contemporary Topics

 
Contemporary Topics シリーズは、考古学、人類学、経済学などのアカデミックなトピックを取り上げたレクチャーを収録したリスニング教材です。リスニング、スピーキング、ノートのとり方などの幅広いスキルの演習を通じて、大学レベルの講義に対応できる実力を身につけるお手伝いをします。

CDとDVDに収録された講義は、学生を前にして行われているアカデミックな設定で、実際に講義を受けているような臨場感に溢れた雰囲気で学習できるようになっています。



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