新学年の始めにぴったり!5つのスピーキングアクティビティ

これから始まる新学年、新しいクラス、新しい生徒たちとの出会いが待っています。授業初日は、生徒たちと触れ合い、これからの方針を伝えるチャンス。1年の幸先の良いスタートを切る事が重要です。
今回ご紹介する5つのスピーキングアクティビティは、生徒たちの関心や英語のレベルを探るのに役立つと同時に、生徒たちにとってもクラスメイトと交流して良い関係を築くきっかけとなり、快調なスタートを切ることができます。

1. ボール送りゲーム

ボールを使ったゲームは、生徒がゲームを楽しみながら緊張をほぐし、英語を思い出すようにするためにもってこいです。体を使ったアクティビティの最中は言語面だけを意識せずに済むので、プレッシャーから解放されるのです。
  • 授業が始まる前に、生徒に答えさせたい質問をいくつか用意しておきます。初対面の生徒たちには、「好きなもの」「嫌いなもの」「趣味」などを尋ねる質問を選びます。生徒同士前からお互いを知っている場合は、お休み中の体験に関する質問も良いでしょう。
  • 生徒たちは教室の床で円になって座り、ボールを転がしたり投げながら、先生が準備してきた質問をお互いに訊いたり答えたりします。
  • 生徒が見ながら質問できるよう、質問を掲示しておきましょう。ボールを持っている生徒は質問をしてボールを投げ、受け取った生徒は質問に答えます。
ヒント: 質問を掲示しておく代わりに、全質問を書いたルーレットを各グループに一つずつ渡し、担当の生徒がボールをパスするごとにルーレットを回転させる、というやり方もあります。 他にも、色分けされたビーチボールを使い、各色の部分に質問を書いておいて、生徒に色を選ばせてもいいでしょう。

2. 「ピザとパスタ、どっちがいいの?」

英語圏ではパーティの定番ゲーム「Would you rather…?(どっちの方がいい?)」の簡易バージョンです。先生は2つの選択肢がある質問を投げかけ、生徒が好きなほうを選ぶ、というものです。
  • 生徒たちを教室の真ん中で一列に並ばせます。クラスの人数が多い場合は、廊下を使うと良いでしょう。
  • 先生は「ピザとパスタ、どっちが好き?」などの質問を投げかけ、選択肢ごとに右か左を指差します。考える時間を数秒間与えた後、生徒たちは自分の選んだ答えにしたがい右と左に分かれます。
  • 次に、前の生徒がすぐ後ろの生徒に自分の選んだ答えについて説明します。列の最後で1人余るときは3人組にします。年齢の低い生徒なら、「I like pizza.」など、自分の選択肢を英語で言うだけでいいでしょう。
ヒント質問が終わるたびに最前列の生徒が後ろに移動するようにすると、毎回違う生徒同士組むようにできます。

3. 友達探しビンゴ

このアクティビティは 「Find someone who… (当てはまる人探し)」をアレンジしたもので、生徒のレベルに合わせた応用もできます。
  • 3マス×3マスの線を引いたビンゴ用紙のプリントを作ります。それぞれのマスには、少なくとも生徒の1人は当てはまりそうな内容(例:「3月生まれ」「夏休みにアメリカに行った」「『スター・ウォーズ』ファン」)を書きます。
  • プリントを生徒全員に配ります。生徒はクラスを歩き回ってそれぞれのマスの内容について質問をし合い、「Yes」という答える子が見つかったらマスにバツを書いて潰し、別の子に質問します。
  • 全マスを攻略した生徒が優勝です。
ヒント: 生徒のレベルが高いクラスでは、マスの数を増やすか、自分でマスを埋めさせます。レベルの低いクラスでは、マスに言葉ではなく絵を入れておき「Do you like …?という質問に絞る、というやり方もできます。

ビンゴ用紙のサンプルはこちら

4. 共通点と相違点探し

2人組で質問をし合い、お互いの共通点と相違点を見つけ出すスピーキング&ライティングアクティビティです。
  • 2つの円を交差させた「ベン図(下図参照) 」を大きく印刷したプリントを用意しておき、1組に1枚配ります。もしくは、生徒たちでノートに手描きでベン図を描かせてもいいでしょう。
  • 2人組になって、下記のような質疑応答をします。
    生徒A: Do you have a pet?
    生徒B: I have a dog.
    生徒A: I have a cat. That’s different.
  • 生徒たちは図の中に単語や短い語句を書き込みます。5~10分で完成させるように指示しましょう。
  • 次に4人組になり、各自仲間と発見を共有します。(例:「My birthday is in May but Luisa’s birthday is in August.」)

5. なりきりアクティビティ

生徒の中には、知らない相手には自分の話をなかなかしたがらない子もいます。恥ずかしがりだったり自信がなかったり、新しいクラスの子にどう思われるかを気にしたりと、特に思春期手前の生徒に多い傾向です。そんな状況への対処方法として、キャラ設定をしたアイスブレイク用アクティビティはいかがでしょうか。
  • 生徒に、新しい、架空のキャラ作りをさせます。名前、年齢、国籍に始まり、家族構成や趣味・関心、性格まで、すべてを作り上げます。
  • 生徒の想像力をかき立てるため、写真を何枚か用意します。生徒は漫画の登場人物を選んでもいいですし、キャラを完全に創作してもいいでしょう。
  • キャラ作りができたら、その役柄になりきります。
  • パーティーに出席し、たくさんの素敵な人々と出会う、という状況設定をします。BGMを流し、生徒たちは教室内を歩き回って周りに自己紹介をします。質問を交わし、雑談をして、できる限りお互いのことを聞き出します。

ヒント: 生徒が自分のキャラになりきるための帽子、メガネ、カツラなどの小道具や衣装を用意しておく(もしくは生徒に持参させる)と、アクティビティがさらに楽しいものになります。





作者: Joanna Wiseman (ジョアンナ・ワイズマン)、Primary マーケティング・マネージャー 、Pearson English


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